こんばんは!シームーン薬膳ケア担当のSAWADAです☺️
じめっとした暑い日が続いてバテ気味になってはいませんか?
暑いのが苦手な私はバテ気味です😅
こう暑いと汗を沢山かいて体力を消耗してしまいますよね。
更に湿気による体調不良が出たり、食欲が落ちたり、消化の機能も落ちたりなどetc。
そんな時、私は元気食材の長芋(山芋)を利用します。
食べ方は色々ですが、写真のように、お味噌汁もいいですよ✨
作り方を説明するまででもないですが(^ ^)v
お味噌汁用のだし汁(昆布)が沸いてから、お味噌を溶かしてから長芋を擦りおろしひと混ぜして黒磯海苔を加えました。
お好みで長ネギでもいいですね。
長芋は栄養素が豊富な上に身体に潤いを与える食材です。
長芋のシーズンは秋から冬にかけてですが今はスーパーでいつでも買えるので、
嬉しい限りです😁
※アレルギーのある方などはご注意ください。
\潤い不足のサインかも?/
• のど、鼻、口の乾燥・痛み
• 唇のひび割れ
• 咳、痰
• 皮膚の乾燥、かゆみ
• 便秘
漢方・中医学では、これらは「潤い不足」からくる体調不良と考えます。
山芋には身体の潤いを補う作用があり、これらの体調不良を感じたり病気になってしまう前に、普段の食生活にとりいれることで、乾燥に負けない体づくりに役立ちます💡
また山芋はさまざまな栄養素が豊富で、<体に栄養分を補い、元気にする>働きもあるため、夏から持ち越した疲れや、季節の変化からくる秋の疲れ、体調不良にも最適です。
\山芋・長芋とは?/
山芋は日本原産のヤマイモ、ヤマノイモ、ジネンジョ(自然薯)と、中国原産で17世紀以前に渡来したナガイモ、イチョウイモなどがあり、産地や地域により様々な特徴や形、名称があります。一般的にはあまり区別なく「ヤマイモ」と呼ばれています。
スーパーなどでは「ナガイモ」の方がよく見つかり一年中出回っていますが、本来の旬は秋から冬にかけての10月〜1月あたりです。
山芋で体を潤し、乾燥から身を守る。
その乾燥からもっともダメージを受けやすいのが「肺」です。
漢方・中医学では「肺」は呼吸機能以外にも、身体に必要な「潤い(津液 しんえき)」を全身にまわす役割があります。
乾燥(燥邪)からの悪影響で「肺」がダメージを受け、潤いが失われると、全身に水分がまわらなくなります。そのため、咳や口の渇きなど呼吸器系への影響、肌の乾燥、便秘など、「潤い不足」からくるさまざまな不調の原因となると考えます。
山芋は、その「潤い(津液)」を補ってくれる作用(補陰)がある食べ物のひとつで、乾燥からくる体の不調を予防するにはぴったりの食材です。
食べ物、食材としての山芋は「山うなぎ」と言われるほど古来から<体に栄養分を補い、元気にする>働きが知られており、実際ビタミン・ミネラル、食物繊維が多く含まれ、栄養補給としてもうってつけの食材。
大根おろしが胃腸に良いことは有名ですが、山芋には大根の数倍の消化酵素が含まれているため、消化吸収に大変優れており、健康な人はもちろん、胃腸が弱い方や食欲がない方にも安心です😉

山芋のネバネバの成分が、一緒に食べた食べ物を包み込みゆっくりと消化吸収されるため、少量の食事でも腹持ちが良く肥満予防の助けにもなります。
またゆっくりとした消化により、食後の血糖値の急激な変動からくる眠気やイライラ、不安感などを緩和し、膵臓への負担も軽くします。
\山芋・長芋のカラダに美味しい食べ方/
山芋に含まれる消化酵素は熱に弱いため、そのまま生で食べるのが一番ですが、加熱するときはあまり加熱しすぎないように工夫するとよいでしょう。
食べ方としてはそのまま短冊に切って、お好みで醤油やそばつゆ、ポン酢などでいただいたり、すりおろして卵の黄身とそばつゆなどを混ぜて食べるのもおすすめです。

\生薬としての山芋/
漢方・中医学では、山芋(または長芋)の皮を剥いて乾燥させたものは「山でできる薬」という意味の「山薬(さんやく)」と呼ばれ、さまざまな漢方薬に配合する生薬のひとつとして使われています。
山芋は皮も無駄なく使えるんですね😁
それでは、皆様の健康を願って。
xi moon- シームーン -
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