【季節の養生】立春の時期の過ごし方・摂りたい食材

こんばんは!シームーン中医薬膳師&ピラティスインストラクターのみぃです。


2021年は立春が例年よりも1日早いですね!

たいていは2/4頃〜2/18頃が立春ですが、太陽黄経が315°になったタイミングが日本では立春になる瞬間ということで、そのタイミングが今年は2/3の23:59のようですね!

1分の差で、1日早く立春がきたようです😂


立春に入り、暦上は春に突入しました。

今日も、この時期を元気に乗り越えるエッセンスをお伝えしていきます☺️


全部を取り入れられなくても、できそうなことが1つでもあれば、

ぜひとも日々の生活養生として取り入れてみていただけると嬉しいです😌



立春の時期に心がけたいこと

この時期の心がけは2つ。


  1. 新しいことにチャレンジ
  2. ストレスを放っておかない


新しいことにチャレンジ

冬は余計なエネルギーを消耗しないように、エネルギーを温存する季節でした。

でも春は、自然界の全てが伸びやかに成長する時期。

「天人相応」という言葉がありますが、(天人相応についてはこちらの記事をご参考に😌)

私たちも自然に倣って、何事にも伸びやかに、成長を惜しまずにチャレンジしていくのに適した時期になります。

冬にあたためていたことを、春をきっかけに解き放っていきましょう💪🏻🌸


でも、違和感を感じたらすぐに起動修正しましょうね。

何事も最初が肝心。

そして始めたばかりだからこそ、軌道修正が間に合います☺️


ストレスを放っておかない

春は"肝"と関わりが深い季節。

肝はストレスの影響を受けやすい臓腑の一つで、ストレスを放っておくと、大きな不調を招くきっかけになってしまいます。

なるべく嫌なことから遠ざかって、心の平穏を保つことが春に大切な心がけの1つです。


でも、ストレスフリーになることなんて無理ですよね😢

嫌なことがあったときのおすすめは、


「2分間だけ全く違うことをする」


ということ。

嫌なことを思い出すたびに、頭の中で嫌なことを再体験することになります。

それはとっても消耗すること。

なので一旦記憶を、嫌なことから遠ざけてみるのも一つの対策。


ゲームでも、読書でも、歌うでもなんでもOK。

2分間だけ、嫌なことから遠ざかってみましょう🍀


また、嫌なことを思い出して夜に寝付けない時などは、


「ブラシやクシで髪をとかす」


というのもおすすめ。

頭皮に気持ちの良い刺激を与えて、頭に上った余計な気を下ろしていくことができます。

(イライラや考え込みすぎは、中医学では「頭に気が上がった状態」と考えるので、「上がった気を下げる」ことが養生の1つとして挙げられます)


また、のんびりゆったり過ごせるように、服装も体を締め付けないようなものをチョイスすると良いですよ😉



立春の時期の体調管理

この時期の体調管理で意識したいことは3つ。


  1. 目の養生をすること
  2. 冷え対策を怠らないこと
  3. 自分の精神状態に気を配ること


目を養生すること

肝は目と関係の深い臓器です。

肝は体の中で最も血液を含む臓器なのですが、この"肝血"が不足すると、

目の乾燥やかすみなど、目の不調が現れてきます。


春の養生は「遅寝早起き」なのですが、

目に不調を感じた時は、冬の養生に戻って早寝遅起きをして目と肝を休ませてあげましょう😌

目を酷使することは、肝血を消耗してしまいます。


また、目に良い食材を摂るのもおすすめです!

私のおすすめは、クコ菊花茶


目を潤す働きを持つクコの実と、

肝の余計な熱を冷ます菊花は、目の養生にぴったりです😊

お湯を注ぐだけでできちゃうお茶は、お手軽に取り組める養生ですね💪🏻✨


また、目を温めるのもおすすめ!

両手の平をこすりあわせて温めて、両目にあてましょう。

目の緊張がほぐれる、その場でできる簡単ケアです👀✨



冷え対策を怠らないこと

立春とはいえど、寒さがまだ残る時期。

冷えは万病のもとと言います。

温かい湯船に浸かったり、温めに良いツボにカイロを貼ったり(こちらの記事を参照)

冷え対策もしっかり行っていきましょうね♨️



自分の精神状態に気を配る

春は自然界と同様、私たちの気持ちも伸びやかに上昇しやすくなります。

頭に血が上りやすかったり、興奮しやすくなる時期なのです。


適度な怒りや興奮は肝の働きを促すので健康にも良いですが、

怒りや興奮が過ぎるのは不調のもと。

自分の気持ちを振り返りながら、自分の心のケアがおざなりにならないように気をつけたい時期です😌🍀



立春の時期に摂りたい食材3つ

立春は肝が活発になる時期&まだ寒さが残る時期なので、

肝に入りやすく、体を温める食材がおすすめです。

乾燥も気になるので、潤す作用や、呼吸器系に良い食材も摂りたいですね。


ニラ

ニラは温裏類と言って、体を内側から温める食材の仲間。

温性で辛味。肝・胃・腎に入りやすい食材です。


\\ニラが持つ働き//

  • デトックス作用やリラックス作用
  • 陽気を補うので、冷え性や血の巡りが悪い人に合う
  • 腫れ物や充血、不眠症の改善

リラックス作用もあるので、ストレス改善にもぴったり!

春のストレス改善におすすめメニューはニラ玉

献立に迷ったら、ニラ玉はいかがですか?😊


🚨注意🚨

  • 興奮気味の時は避けましょう。
  • 胃が弱い人・虚弱体質な人・子供は控えめが良いです。
  • ほうれん草・蜂蜜・牛肉の食べ合わせは避けましょう。

(ニラの繊維質と蜂蜜の潤腸作用で下痢をしやすくなり、牛肉とニラの組み合わせは歯茎の炎症を招く可能性があります。)



ふきのとう

\\ふきが持つ働き//

  • ふきの苦味は心臓に良く、血の巡りを改善
  • 咳や痰にも良い
  • 胃腸を健やかにする
  • 毒消し作用


加齢とともに、心臓の働きも衰えがち。

心臓の養生食としてもおすすめですし、

痰が切れにくい方や咳がよく出る人にぴったりですね!

胃の弱い人はふきのとうを食べることで、胃を丈夫にします💪🏻

青魚と一緒に煮たりするのは、毒消しの意味もあります😉🐟


油で炒めてもよし!

私は今度、味噌やみりんで和えてみたいと思っています!

美味しくできたら紹介しますね😉✨



梅は収渋類と言って、漏れやすい症状を改善する食材の仲間。

平性で酸味と渋味があり、肝・脾・肺・大腸に入りやすい食材です。


\\梅が持つ働き//

  • 滋養や疲労回復
  • 下痢
  • 汗止め
  • 胃腸や呼吸ににも良い


クエン酸を多く含むので、滋養や疲労回復に良いのは有名ですね!

さらに抗菌作用もあるので、下痢の改善にも力を発揮します。

漏れやすい症状を改善する収渋類の梅は、汗止めにもぴったり。

胃腸や呼吸器にも良いので、私は喉が痛いカゼのときなどは、

蜂蜜梅をよく食べます😌


🚨注意🚨

酸味があるので、胃酸過多の人は禁忌です。




いかがでしたか?

今すぐできそうな養生のエッセンスが見つかると嬉しいです☺️


思い出した時に、自分の体や大切な人達の健康習慣としてご活用ください😊



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それでは、皆様の健康を願って。

xi moon- シームーン -